直結給水方式とは

これまで3階以上の建物については、受水槽を設けて加圧給水ポンプ等で各階へ水道水を給水する方式が主流でしたが、水道行政の進展により現場の水圧に応じて水道管直結で送水可能な階高まで直結給水することが可能となり、それ以上のマンションなどの階高についても、増圧ポンプの設置により受水槽を設けずに直結給水することが可能となりました。

この直結直圧給水方式への切替により、年1回の受水槽清掃が不要になる、ポンプの使用電力が不要になるなど、給水設備のランニングコストを削減するメリットもあります。

これまで貯水槽を使用していたが受水槽・高置水槽の老朽化により直結給水方式への変更を検討している、もしくは受水槽を撤去して駐車場等のスペースとして有効利用したいなど、様々なご要望に合わせて最適なご提案をさせていただきます。

直結給水工事の施工事例

直結「直圧」給水方式への切替工事

直圧給水可能な階高の制限が撤廃されたことにより、5階以上の建物であっても現場の水道本管の分岐水圧に応じて増圧給水ポンプが不要になり、直圧給水方式への切替が可能な場合があります。

既に受水槽を撤去して増圧給水方式に切替済みの物件でも、条件を満たせば、増圧給水ポンプを撤去して定期点検費と電力コストをゼロにすることが可能です。

直結「増圧」給水方式への切替工事

水道本管からの水圧や給水量等の諸条件により直圧での給水が難しい場合は、増圧給水ポンプを設置して給水管を直結化することが可能です。

現在貯水槽を設置している物件は、年１回実施していた受水槽・高置水槽清掃、水質検査、法定検査の費用が不要になる、既設の受水槽を撤去してスペースを有効利用できる等のメリットがあります。まずはお気軽にご相談ください。