給水管劣化対策(配管マグネタイト工法)

給水管劣化対策(配管マグネタイト工法)とは

近代水道の発祥から汎用性と耐久性に優れる鉄(鋳鉄、鋼)は給水管の素材として最も多く用いられてきました。しかしながら鉄管の宿命として配管内に発生する赤錆によって徐々に腐食が進行するため、経年劣化した給水管の場合、赤錆が混じり込んだ赤水やネジ接合部からの漏水など様々な問題が発生します。

そのため、給水管の歴史とはすなわち配管の防食技術の歩みであり、亜鉛メッキを施した炭素鋼鋼管から塩化ビニールなどの樹脂素材をコーティングしたライニング鋼管、更にはその弱点であるネジ接合部をカバーするコア内蔵型継手の登場に至り、そしてステンレス(SUS管)や塩化ビニール(塩ビ管)、ポリエチレン(PE管)など、時代が下るとともに耐食性の高い配管製品が開発されてきました。

しかしながら、建物の給水主管や立管など給水管の主要部分は現代でもなおライニング鋼管を使用することが一般的であり、その弱点を補うはずのコア内蔵型継手の防食性能も施工品質や使用環境に左右されることから、今もってなお給水管の分野で使用される配管に対して完全な防食を実現したと呼べる状況には至っておりません。

そうした給水管の経年劣化の問題を解決する「配管マグネタイト工法」は弊社独自の水改質技術により給水管を内部から侵食する赤錆を黒錆(マグネタイト)に変化させて配管の防食と修復を同時に行い、給水管を大幅に延命する工法です。

配管マグネタイト工法は、以下の流れにて赤錆から黒錆に変化させます。

  1. 弊社開発のBW水改質装置によって、水道水中のカルシウムの結晶構造が緻密に変化することで配管内における酸化速度に変化が生じ、配管内の地金と既存の赤錆層の境界面に安定した性状の黒錆を生成します。

  2. 配管内面にコーティング状の酸化被膜が生成されることによって配管内の赤錆による腐食劣化の進行を抑止するとともに、配管を侵食している既存の赤錆層も同時に黒錆化(マグネタイト化)して配管を「修復」します。

上記により、給水管は修復され、長寿命化が可能になります。

一般的に鉄筋コンクリートの建物の場合、建物躯体の耐用年数は60~80年と言われていますが、それに対して給水管の耐用年数は半分程度の30~40年程度しかありません。

そのため、建物の長期修繕計画において給水管の改修は必須事項となりますが、弊社の「配管マグネタイト工法」によって建物寿命と同程度まで配管寿命を伸ばすことで莫大なコストと工期を要する配管更新工事が不要となり、圧倒的な低コストと短工期での給水管劣化対策が実現できます。

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